経鼻胃管の留置位置確認|第114回医師国家試験B22

第114回医師国家試験 B22(2020年)

正答:a

問題

経管栄養を目的としてチューブを胃に挿入する際に、適切な位置に留置されていることを確認する最も確実な方法はどれか。

a.エックス線写真を撮影して確認する。

b.口腔内にチューブのたわみがないことを確認する。

c.チューブからシリンジで液体が引けることを確認する。

d.挿入されている長さをチューブの目盛りにより確認する。

e.チューブに空気を送り込み、心窩部で気泡音が聴取できることを確認する。

正答の理由

選択肢では、エックス線写真でチューブの走行と先端位置を確認する方法が最も確実です。気道への誤挿入がないことと、先端が胃内にあることを適切に判読してから使用します。吸引液のpH測定などを用いる手順もありますが、単に液体が引けたことや気泡音だけで安全と判断しません。

各選択肢の検討

a.正しい。走行と先端が適切かを画像で確認します。撮影した事実だけでなく、正確な判読が必要です。

b.口腔内にたわみがなくても気道へ入っている可能性は残ります。

c.気道内の分泌液等を吸引することもあり、液体が引けるだけでは確認できません。

d.必要な挿入長を確かめる補助情報であり、実際の走行や先端位置を保証しません。

e.いわゆる気泡音の聴診法は誤判定があり、留置確認の根拠にしません。

覚えるポイント

栄養・薬剤・水を注入する前に、信頼できる方法で胃管位置を確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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