第114回医師国家試験 B13(2020年)
正答:c
問題
咳嗽を主訴に受診した、喫煙をしている25歳男性の問題志向型医療記録〈POMR〉に基づいた診療録の一部を以下に示す。
問題リスト
#1 乾性咳嗽①
初期計画
#1 乾性咳嗽
診断的計画
胸部単純エックス線撮影②
血液生化学検査
アレルギー検査
禁煙指導③
治療的計画
鎮咳薬処方④
吸入薬処方
教育的計画
禁煙外来への通院助言⑤
記載する場所が誤っているのはどれか。
a.①
b.②
c.③
d.④
e.⑤
正答の理由
診断的計画は原因や病態を明らかにする検査等の計画です。禁煙指導は検査ではなく、患者への教育・生活習慣への介入であり、教育的計画などに記載します。したがって診断的計画の中の③が不適切です。
各選択肢の検討
a.乾性咳嗽を診療で扱う問題として問題リストに挙げることは適切です。
b.胸部エックス線検査は咳嗽の原因を調べる診断的計画です。
c.誤り。禁煙指導は原因を調べる検査ではなく、教育的な介入として位置付けます。
d.症状を軽減する鎮咳薬処方は治療的計画です。
e.禁煙外来への通院を助言することは、患者の行動変容を支える教育的計画に当たります。
覚えるポイント
POMRの初期計画を診断・治療・教育の目的で整理する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。