生活習慣病予防の健康教育|第114回医師国家試験B1

第114回医師国家試験 B1(2020年)

正答:b

問題

市民への健康教育として適切な内容はどれか。

a.「受動喫煙は肺癌の発症リスクとは無関係です」

b.「2型糖尿病の発症予防には肥満にならないことが重要です」

c.「飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げる作用があります」

d.「高血圧症の方で推奨される塩分摂取量は1日当たり10 gです」

e.「食物繊維を多く含む食品の摂取は食道癌の発症リスクを下げます」

正答の理由

肥満、とくに内臓脂肪の蓄積はインスリン抵抗性に関与し、2型糖尿病の発症リスクを高めます。適切な体重を維持し、食事と身体活動を整えることは発症予防に重要です。

各選択肢の検討

a.受動喫煙は非喫煙者の肺癌リスクも高めます。

b.正しい。肥満を防ぎ、過体重・肥満があれば無理のない減量を図ることは2型糖尿病予防に役立ちます。肥満がない人にも発症し得ます。

c.飽和脂肪酸の過剰摂取はLDLコレステロールを上げる方向に働きます。

d.高血圧患者の食塩摂取目標は基本的に1日6 g未満で、10 gではありません。

e.食物繊維を含む食品とリスク低下の根拠がよく挙げられるのは大腸癌です。食道癌の予防効果をこのように確立事項として一律に説明しません。

覚えるポイント

健康教育では肥満予防、受動喫煙回避、減塩を根拠に沿って説明する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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