ロールシャッハテストの構成と方法|第113回医師国家試験F28

第113回医師国家試験 F28(2019年)

正答:a

問題

ある心理テストで用いられる図版の一部(別冊No.3)を別に示す。

この心理テストについて正しいのはどれか。

a.無彩色と有彩色の図版からなる。

b.テスト全体には5分程度を要する。

c.テスト全体は4枚の図版からなる。

d.被験者は自ら質問紙に回答を記入する。

e.精神疾患のスクリーニングが目的である。

正答の理由

本問の選択肢と公式正答が想定するのは、インクのしみが何に見えるかなどの反応を用いるロールシャッハテストです。無彩色・有彩色を含む10枚の図版で構成されます。別冊No.3は公式資料では非公開であり、画像自体を確認して同定したものではありません。

画像の見方

別冊No.3の心理検査図版は厚生労働省の公開資料では非公開です。図版を補作せず、検査の構成・方法を説明します。

各選択肢の検討

a.正しい。無彩色5枚と有彩色5枚からなります。

b.反応の聴取や確認を行うため、全体を5分程度で終了する簡易検査ではありません。所要時間には個人差があります。

c.標準の図版は10枚です。

d.質問紙への自己記入方式ではなく、提示図版への反応を検査者が聴取・記録します。

e.主にパーソナリティや精神機能の理解を深めるために用います。短時間に疾患の有無を一律にふるい分ける検査とは異なり、これだけで診断しません。

覚えるポイント

ロールシャッハは10枚の図版への反応を調べる投映法で、質問紙法とは区別します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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