第113回医師国家試験 F5(2019年)
正答:d
問題
高齢者虐待防止ネットワークの構築に中心的役割を果たす機関はどれか。
a.保健所
b.地域医療支援病院
c.市町村保健センター
d.地域包括支援センター
e.医療安全支援センター
正答の理由
地域包括支援センターは、高齢者の総合相談や権利擁護を担い、地域の関係機関を結ぶ支援体制の中核となります。市町村の責任の下で、虐待の早期発見・対応につながるネットワークづくりを進めます。
各選択肢の検討
a.地域の公衆衛生や専門的な保健相談を担いますが、高齢者虐待防止ネットワークの中心機関として問われているものではありません。
b.紹介患者の診療等を通じて地域医療を支援する病院です。
c.住民の健康相談・保健指導等の拠点であり、高齢者の権利擁護を含む包括支援の中核とは異なります。
d.正しい。総合相談・権利擁護と地域の支援ネットワーク構築を担います。
e.医療に関する苦情・相談や医療安全確保への支援を担います。
覚えるポイント
高齢者の総合相談・権利擁護・虐待防止の実務では地域包括支援センターが中核。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。