微小変化型ネフローゼ症候群|第113回医師国家試験E20

第113回医師国家試験 E20(2019年)

正答:a

問題

微小変化型ネフローゼ症候群について正しいのはどれか。

a.副腎皮質ステロイドが著効する。

b.再発することはまれである。

c.尿蛋白の選択性は低い。

d.低補体血症を認める。

e.緩徐に発症する。

正答の理由

微小変化型ネフローゼ症候群は、一般に副腎皮質ステロイドへの反応が良好です。急に高度蛋白尿・浮腫を来し、蛋白尿の選択性は高いことが多く、通常は血中補体が保たれます。一方で再発は少なくなく、治療後の経過観察が必要です。

各選択肢の検討

a.正しい。多くはステロイドに反応して寛解します。成人では小児より寛解まで時間がかかる場合もあり、全例が直ちに反応する意味ではありません。

b.再発は少なくありません。頻回再発やステロイド依存となる例もあります。

c.典型的にはアルブミンを主体とした高選択性の蛋白尿です。

d.低補体血症は通常の特徴ではなく、認める場合は他病型や併存病態等も検討します。

e.比較的急激に発症して浮腫が目立つことが典型です。

覚えるポイント

微小変化型は急な浮腫・高選択性蛋白尿・良好なステロイド反応が典型ですが、再発に注意します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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