第113回医師国家試験 E18(2019年)
正答:b
問題
うっ血乳頭に随伴する初期症状はどれか。
a.眼痛
b.頭痛
c.眼精疲労
d.視力低下
e.求心性視野狭窄
正答の理由
うっ血乳頭は頭蓋内圧亢進に伴う視神経乳頭の腫脹です。初期に随伴する症状として、頭蓋内圧亢進による頭痛が重要です。視力が保たれていても否定できませんが、進行例や急速に悪化する例では視野・視力障害を生じるため緊急の原因評価が必要です。
各選択肢の検討
a.眼痛はうっ血乳頭の典型的な初期症状ではなく、他の眼疾患も鑑別します。
b.正しい。頭蓋内圧亢進に伴う頭痛が代表的です。
c.近見作業等での眼精疲労は、うっ血乳頭に特有の初期症状ではありません。
d.初期には中心視力が保たれることが多い所見です。ただし一過性の視覚症状や急速進行例の視力低下はあり、正常視力だけで安心しません。
e.長く続く例や重症例では視野狭窄も起こりますが、初期には盲点拡大などが手掛かりとなります。
覚えるポイント
頭痛と乳頭腫脹では頭蓋内圧亢進を考え、視力が保たれていても原因を調べます。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。