第113回医師国家試験 E6(2019年)
正答:c
問題
眼の加齢による調節力の低下に関与するのはどれか。
a.角膜
b.虹彩
c.水晶体
d.硝子体
e.網膜
正答の理由
近くを見るときは水晶体の厚みを変えて屈折力を増します。加齢で水晶体が硬くなり変形しにくくなると、近方への調節力が低下して老視を生じます。
各選択肢の検討
a.光を屈折させますが、近方視の調節で形を変える中心的な構造ではありません。
b.瞳孔径を調節します。設問の調節力低下の中心は水晶体です。
c.正しい。弾性・変形能の低下が老視に関与します。
d.眼球内部を満たす透明な組織で、水晶体の厚みを変える調節機構の主役ではありません。
e.光を受容する組織です。網膜疾患による視力障害と、水晶体の調節力低下は区別します。
覚えるポイント
老視では、水晶体が硬くなって近くへピントを合わせにくくなります。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。