第113回医師国家試験 B11(2019年)
正答:e
問題
救急外来を受診した感染症が疑われる患者で敗血症の存在を考慮する評価項目として、意識レベルとともに有用なのはどれか。
a.体温と脈拍
b.体温と血圧
c.脈拍と血圧
d.脈拍と呼吸数
e.血圧と呼吸数
正答の理由
意識変容、収縮期血圧100 mmHg以下、呼吸数22/分以上はqSOFAの3項目です。感染症が疑われる患者の重症化リスクに気づく手掛かりとなり、血圧と呼吸数を選びます。ただしqSOFAだけで敗血症を診断したり、低スコアだから除外したりすることはできません。
各選択肢の検討
a.体温・脈拍は感染症や全身状態の評価に重要ですが、qSOFAの項目ではありません。
b.血圧は含まれますが、体温はqSOFAの項目ではありません。
c.血圧は含まれますが、脈拍はqSOFAの項目ではありません。
d.呼吸数は含まれますが、脈拍はqSOFAの項目ではありません。
e.正しい。意識変容に、低い収縮期血圧と呼吸数増加を組み合わせます。
覚えるポイント
qSOFAは意識・収縮期血圧・呼吸数。敗血症の確定診断とは区別する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。