第112回医師国家試験 F42(2018年)
正答:c・e
問題
関節リウマチの治療標的となるサイトカインはどれか。2つ選べ。
a.IL-4
b.IL-5
c.IL-6
d.TGF-β
e.TNF-α
正答の理由
関節リウマチでは、炎症を促進するTNF-αとIL-6が生物学的製剤の主要な治療標的となる。TNF阻害薬やIL-6受容体阻害薬などが用いられる。病態に関わるすべてのサイトカインが、そのまま臨床治療薬の標的として用いられているわけではない。
各選択肢の検討
a.IL-4は本問で問う関節リウマチの標準的なサイトカイン標的ではない。
b.IL-5は好酸球性疾患などで治療標的となるが、関節リウマチの主要な治療標的ではない。
c.正しい。IL-6経路を、トシリズマブやサリルマブなどで抑制する。
d.TGF-βは本問で問う関節リウマチの主要な臨床治療標的ではない。
e.正しい。TNF阻害薬は関節リウマチに対して用いられる。
覚えるポイント
関節リウマチの主要な生物学的製剤標的はTNFとIL-6経路。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。