第112回医師国家試験 F7(2018年)
正答:d
問題
正常頭位分娩について正しいのはどれか。
a.児頭の第2回旋と第4回旋は同方向である。
b.児頭の第4回旋は発露とほぼ同時に起こる。
c.児頭の第1回旋と第3回旋は同じ動きである。
d.児の肩甲はその肩幅が骨盤最大径に一致するように回旋する。
e.児の肩甲は母体の背側にある肩甲から先に母体外に娩出される。
正答の理由
正常な頭位分娩では、児頭の屈曲、内回旋、伸展、外回旋が順に起こります。児頭が娩出された後、肩幅が骨盤出口の前後径に合うように肩が回り、通常は前在肩甲、続いて後在肩甲が娩出されます。
各選択肢の検討
a.誤り。第2回旋の内回旋と第4回旋の外回旋は逆方向です。
b.誤り。発露から児頭娩出にかけては第3回旋の伸展が進み、第4回旋は児頭娩出後に起こります。
c.誤り。第1回旋は屈曲、第3回旋は伸展で、逆の動きです。
d.正しい。肩幅が骨盤出口の大きな径である前後径に一致するように回旋します。
e.誤り。通常は母体の腹側、恥骨結合側にある前在肩甲が先に娩出されます。
覚えるポイント
児頭は屈曲→内回旋→伸展→外回旋。肩は通常、前在肩甲から娩出される。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。