第112回医師国家試験 F6(2018年)
正答:a
問題
地域におけるヘルスプロモーションの例として最も適切なのはどれか。
a.安全にウォーキングが行える歩道の整備
b.救急医療機関への搬送体制の構築
c.移植医療を行う医療機関の設置
d.特別養護老人ホームの設置
e.緩和ケア病棟の設置
正答の理由
安全な歩道を整えると、住民が日常生活の中で身体を動かしやすくなります。これは個人への指導に加え、健康的な行動を選びやすい環境をつくる働きかけです。オタワ憲章が示す健康を支援する環境づくりの具体例として、aが最も適切です。
各選択肢の検討
a.正しい。住民の運動を支える環境を整備し、健康的な生活を選びやすくします。
b.本問では選びません。主に急病・外傷などに対応する救急医療体制の整備です。
c.本問では選びません。主に高度な治療を提供する医療機関の整備です。
d.本問では選びません。主に要介護者の生活・介護を支える施設の整備です。
e.本問では選びません。主に療養中の苦痛緩和や生活の質を支える医療の整備です。いずれも重要な施策ですが、aほど直接的に住民の健康行動を支える環境整備を表してはいません。
覚えるポイント
ヘルスプロモーションでは、健康的な行動を選びやすい環境も整える。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。