第112回医師国家試験 F5(2018年)
正答:d
問題
保健医療に関する国際的な提言と内容の組合せで誤っているのはどれか。
| 選択肢 | 国際的な提言 | 内容 |
|---|---|---|
| a | WHO憲章 | 健康の定義 |
| b | オタワ憲章 | ヘルスプロモーション |
| c | リスボン宣言 | 患者の権利 |
| d | ヘルシンキ宣言 | 公衆衛生の定義 |
| e | アルマ・アタ宣言 | プライマリヘルスケア |
正答の理由
ヘルシンキ宣言は、人を対象とする医学研究の倫理原則を定めた宣言です。公衆衛生の定義を示したものではありません。宣言・憲章の名称と中心となる概念を対応させます。
各選択肢の検討
a.正しい組合せです。WHO憲章の前文は、健康を身体的・精神的・社会的に良好な状態として定義しています。
b.正しい組合せです。オタワ憲章は、人々が自らの健康をよりよく管理・改善できるようにするヘルスプロモーションを示しています。
c.正しい組合せです。リスボン宣言は、自己決定や情報提供など患者の権利を扱います。
d.誤った組合せであり、本問の正答です。ヘルシンキ宣言の主題は人を対象とする医学研究の倫理です。
e.正しい組合せです。アルマ・アタ宣言は、すべての人の健康を達成する鍵としてプライマリヘルスケアを位置付けています。
覚えるポイント
ヘルシンキは研究倫理、リスボンは患者の権利、アルマ・アタはプライマリヘルスケア。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。