口腔診察で視認する舌小帯|第112回医師国家試験E26

第112回医師国家試験 E26(2018年)

正答:b

問題

成人の口腔内を舌圧子とペンライトとを用いて診察する際、視認できるのはどれか。

a.顎下腺

b.舌小帯

c.甲状腺

d.咽頭扁桃

e.下咽頭梨状陥凹

正答の理由

舌を挙上すると舌下面と口腔底を結ぶ粘膜のひだである舌小帯を観察できます。顎下腺そのものや甲状腺は通常の口腔視診の対象ではなく、咽頭扁桃・下咽頭の梨状陥凹は通常、鏡や内視鏡などによる評価が必要です。

各選択肢の検討

a.顎下腺自体は口腔粘膜の下方にあり、通常は視認できません。導管開口部と区別します。

b.正しい。舌下面・口腔底を診察すると確認できます。

c.前頸部にあり、口腔内の舌圧子・ライト診察で見る構造ではありません。

d.上咽頭にあり、口蓋扁桃とは異なります。通常の口腔視診では直接見えません。

e.下咽頭にあり、単純な口腔視診では通常見えません。

覚えるポイント

舌小帯は舌下面と口腔底のひだ。咽頭扁桃と口蓋扁桃は別。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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