第112回医師国家試験 E25(2018年)
正答:c
問題
成人で加齢とともに増加するのはどれか。
a.腎濃縮力
b.細胞内液量
c.末梢血管抵抗
d.糸球体濾過量〈GFR〉
e.1日当たりクレアチニン産生量
正答の理由
加齢に伴う血管の構造・機能変化により、全末梢血管抵抗は増加する傾向があります。一方、腎機能や筋肉量、体水分量は一般に低下し、腎濃縮力やGFR、筋肉に由来するクレアチニン産生量も低下する方向です。個人差や疾患による影響はあります。
各選択肢の検討
a.一般に低下し、脱水などへの対応力が弱くなります。
b.除脂肪量・筋肉量の減少等に伴い、一般に減少します。
c.正しい。全末梢血管抵抗は加齢とともに増加する傾向があります。
d.一般に低下する方向です。血清クレアチニンが同程度でも筋量低下で腎機能低下が隠れることがあります。
e.筋肉量が減ると一般に産生量も低下します。
覚えるポイント
加齢では末梢血管抵抗は増加傾向、筋量・腎予備能・水分調節力は低下傾向。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。