Tourette症候群:運動チックと音声チック|第112回医師国家試験D4

第112回医師国家試験 D4(2018年)

正答:c

問題

Tourette症候群について正しいのはどれか。

a.乳児期に発症する。

b.発達の退行を伴う。

c.音声チックを認める。

d.6か月以内に症状は消失する。

e.場面による症状の変動を認めない。

正答の理由

Tourette症候群では複数の運動チックと音声チックを認め、発症は18歳未満で、チックが1年以上持続することが診断基準です。両者は同時に出現する必要はなく、症状は時期や状況によって増減します。発達の退行を必須とする病気ではありません。

各選択肢の検討

a.誤り。典型的には小児期に発症しますが、乳児期発症を特徴とするわけではありません。

b.誤り。獲得した能力の喪失という発達退行は診断の特徴ではありません。併存する発達上の問題は別に評価します。

c.正しい。音を出す、咳払いなどの音声チックを伴います。

d.誤り。1年以上続くチックが診断基準で、6か月以内に必ず消えるものではありません。

e.誤り。症状の強さ・頻度は状況や時期により変化します。

覚えるポイント

Tourette症候群は小児期発症の運動チック+音声チック。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第112回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました