高血圧と糖代謝異常を伴う内分泌疾患|第112回医師国家試験C24

第112回医師国家試験 C24(2018年)

正答:b・c・e

問題

高血圧と糖代謝異常をきたす疾患はどれか。3つ選べ。

a.肝硬変

b.先端巨大症

c.Cushing症候群

d.偽性Bartter症候群

e.偽性アルドステロン症

正答の理由

先端巨大症では成長ホルモン過剰、Cushing症候群ではコルチゾール過剰によって高血圧と耐糖能異常をきたします。偽性アルドステロン症はナトリウム貯留による高血圧を生じ、低カリウム血症によるインスリン分泌低下などから糖代謝も悪化し得ます。3疾患すべてで必ず糖尿病が発症するという意味ではありません。

各選択肢の検討

a.耐糖能異常を伴うことはありますが、門脈圧亢進を体循環の高血圧と混同しません。通常、この組合せを特徴としません。

b.正しい。GH過剰によりインスリン抵抗性等を生じ、高血圧も合併します。

c.正しい。コルチゾール過剰が糖新生・インスリン抵抗性と血圧上昇に関与します。

d.体液・塩分喪失により低カリウム血症を生じますが、一般に血圧は正常〜低値です。

e.正しい。鉱質コルチコイド様作用により高血圧・低カリウム血症を生じ、糖代謝異常もきたし得ます。

覚えるポイント

高血圧+糖代謝異常ではGH・コルチゾール過剰と低K性病態に注目。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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