老人性難聴と蝸牛有毛細胞|第112回医師国家試験B9

第112回医師国家試験 B9(2018年)

正答:e

問題

老人性難聴の発症に最も関連が深いのはどれか。

a.鼓膜

b.耳管

c.耳小骨

d.迷路動脈

e.有毛細胞

正答の理由

老人性難聴は加齢に伴う感音難聴で、蝸牛の有毛細胞等の変性が関与します。両側性に徐々に進み、高い音や騒音下での言葉の聞き取りが難しくなります。血管条や聴覚神経経路等の変化も関与するため、有毛細胞だけで全病態を説明するわけではありません。

各選択肢の検討

a.鼓膜病変は主に伝音難聴の原因です。

b.耳管機能障害は中耳の換気・伝音に影響します。

c.耳小骨の障害は主に伝音難聴を生じます。

d.内耳血流は重要ですが、提示肢では感覚受容を担う有毛細胞が最も適切です。

e.正しい。加齢性の感音難聴に関与する主要構造です。

覚えるポイント

老人性難聴は蝸牛有毛細胞等の変性による感音難聴。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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