徒手筋力テストと四肢の計測|第112回医師国家試験B4

第112回医師国家試験 B4(2018年)

正答:a

問題

成人の筋骨格系の診察において正しいのはどれか。

a.徒手筋力テストで筋収縮のみが認められる場合は1と評価する。

b.下腿周径は膝蓋骨下縁から5 cm遠位の部位で測定する。

c.下肢長は恥骨結合から母趾爪先までを測定する。

d.膝関節の可動域は6方向を測定する。

e.大腿周径は最大周径で測定する。

正答の理由

徒手筋力テストの1は、筋収縮を視認・触知できるものの関節運動を生じない状態です。筋萎縮の評価で使う下腿周径は最大部、大腿周径は膝蓋骨上縁から一定距離を定めて測り、同じ位置・肢位で比較します。人体寸法測定では別の定義が用いられることもあり、ここでは診察上の計測を問うています。

各選択肢の検討

a.正しい。0は筋収縮なし、1は収縮のみ、2は重力除去下で運動可能です。

b.一般的な下腿周径は下腿最大部で測定します。

c.代表的な棘果長は上前腸骨棘から内果までです。

d.標準的な膝関節可動域評価は屈曲・伸展で、6方向ではありません。

e.筋萎縮等の診察では膝蓋骨上縁から定めた距離の部位で測定します。

覚えるポイント

MMT1=収縮のみ。周径は測定位置・肢位を統一する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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