START法による黄タッグ|第112回医師国家試験B3

第112回医師国家試験 B3(2018年)

正答:c

問題

多数の傷病者が発生した場面でトリアージを行う際、脈拍108/分、整、呼吸数14/分で、歩くことはできず、簡単な指示に従うことができる状態の患者に適用すべきトリアージタッグはどれか。

a.黒タッグ

b.赤タッグ

c.黄タッグ

d.緑タッグ

e.タッグなし

正答の理由

START法では、歩行できない患者について呼吸・循環・指示への反応を評価します。本問は呼吸数14/分で簡単な指示に従えるという提示から、待機的治療群の黄タッグを想定しており、公式正答はcです。ただし橈骨動脈の触知や毛細血管再充満時間は記載されていません。実際のトリアージでは末梢灌流・出血を必ず確認し、灌流不良があれば赤へ分類して、経時的に再評価します。

各選択肢の検討

a.気道確保後も呼吸がない等の群であり、該当しません。

b.呼吸・灌流・意識に緊急性がある群です。本問は黄を想定していますが、実際に灌流不良が確認されれば赤に分類します。

c.正しい。歩行不能でも呼吸循環と指示反応が保たれる待機的治療群です。

d.通常、歩行可能な軽症群です。

e.対象傷病者には評価に基づくタッグを付けます。

覚えるポイント

STARTは歩行→呼吸→灌流→指示反応。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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