6歳の単純性肥満と家族の生活習慣|第111回医師国家試験I37

第111回医師国家試験 I37(2017年)

正答:b・c・e

問題

肥満度 20%の単純性肥満と診断された6歳の男児本人とその保護者への説明として正しいのはどれか。3つ選べ。

a.「食欲を抑える薬を使いましょう」

b.「間食でスナック菓子は控えましょう」

c.「テレビの視聴時間を減らしましょう」

d.「主食を3食ともパン食にしましょう」

e.「3大栄養素をバランスよく摂りましょう」

正答の理由

成長期の児では、家族とともに食事のバランス、間食、身体活動、座って過ごす時間を見直します。肥満度20%の6歳児に食欲抑制薬を第一に勧める対応ではありません。体重だけに固執せず、身長の伸びと合併症、生活環境も評価します。

各選択肢の検討

a.誤り。この年齢と状態に対する第一の説明として、食欲を抑える薬を勧めません。

b.正しい。スナック菓子の量・頻度などを見直し、間食を含む摂取エネルギーを調整します。

c.正しい。テレビ視聴など座位時間を減らし、日常の身体活動を増やす工夫をします。

d.誤り。パンに置き換えること自体が肥満治療になるわけではありません。食品の種類だけでなく量・内容・組合せを検討します。

e.正しい。糖質・脂質・蛋白質を含め、成長に必要な栄養をバランスよく取ります。極端な栄養素制限をしません。

覚えるポイント

間食・長時間のテレビ・食事バランスを、家族と一緒に調整する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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