胃・S状結腸の軸捻転|第111回医師国家試験I28

第111回医師国家試験 I28(2017年)

正答:a・d

問題

軸捻転症を生じる頻度が高いのはどれか。**2つ選べ。**

a.胃

b.十二指腸

c.下行結腸

d.S状結腸

e.直腸

正答の理由

選択肢の中では胃とS状結腸を選びます。臓器の可動性や支持組織、長さなどが捻転に関わります。あらゆる消化管疾患の中で胃軸捻転の頻度が高いと一般化する意味ではありません。S状結腸は結腸軸捻転の代表部位です。

各選択肢の検討

a.正しい。支持組織の弛緩や横隔膜の異常などを背景に軸捻転を生じ得ます。

b.誤り。通常は後腹膜に固定され、本問で選ぶ代表部位ではありません。腸回転異常による中腸軸捻転とは区別します。

c.誤り。通常は固定性があり、S状結腸と比較して代表的な好発部位ではありません。

d.正しい。長く可動性の大きい腸管が腸間膜を軸に捻れます。

e.誤り。骨盤内に固定され、本問で選ぶ代表的好発部位ではありません。

覚えるポイント

選択肢内では胃とS状結腸。可動性・長さ・固定の異常が捻転に関わる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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