ウイルス性胃腸炎の汚物処理|第111回医師国家試験I24

第111回医師国家試験 I24(2017年)

正答:d

問題

嘔吐と下痢を伴うウイルス性胃腸炎が強く疑われる児の汚物を処理する際に用いる消毒薬として適切なのはどれか。

a.エタノール

b.ポビドンヨード

c.塩化ベンザルコニウム

d.次亜塩素酸ナトリウム

e.グルコン酸クロルヘキシジン

正答の理由

ノロウイルスなどを想定し、手袋・マスク等を着用して汚物を静かに取り除いた後、次亜塩素酸ナトリウムなどで適切に処理します。対象面や汚染の程度に合う濃度・方法と製品表示を守ります。薬剤を手指へ使用したり、酸性製品と混合したりしません。

各選択肢の検討

a.誤り。一般的なアルコール消毒のみで汚物中のノロウイルス対策を済ませません。

b.誤り。この場面の環境・汚物処理で選ぶ標準的薬剤ではありません。

c.誤り。逆性石けんだけでノロウイルスを確実に失活させる対応とはしません。

d.正しい。汚物を除いた後の環境等の処理に用います。濃度と使用対象を確認します。

e.誤り。クロルヘキシジンをこの汚物処理の第一選択にしません。

覚えるポイント

ノロウイルスを想定する汚物処理では物理的除去と適切な塩素系消毒を組み合わせる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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