アルカリ眼外傷の直ちの洗眼|第111回医師国家試験I5

第111回医師国家試験 I5(2017年)

正答:d

問題

アルカリによる眼の外傷に対して行う持続洗眼で用いるのはどれか。

a.希塩酸液

b.ホウ酸液

c.オゾン水

d.生理食塩液

e.希釈ポビドンヨード液

正答の理由

選択肢では生理食塩液で、直ちに大量・持続的に洗い流します。薬液を中和しようとして別の薬剤を入れることは避けます。生理食塩液を探すために開始を遅らせず、現場では清潔な流水でも速やかに洗眼し、眼科で残留物や眼表面のpHなどを評価します。

各選択肢の検討

a.誤り。酸で中和を試みると追加の化学損傷を生じ得ます。

b.誤り。本問の緊急大量洗眼液として選びません。

c.誤り。眼表面をさらに傷害し得る薬液を用いません。

d.正しい。刺激の少ない等張液で原因物質を洗い流します。

e.誤り。消毒薬による追加傷害を避けます。

覚えるポイント

化学眼外傷は直ちに大量洗眼。適切な液がなければ清潔な流水で開始を遅らせない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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