第111回医師国家試験 H5(2017年)
正答:c
問題
身体診察の異常所見とその診察に適した体位との組合せで正しいのはどれか。
| 選択肢 | 異常所見 | 体位 |
|---|---|---|
| a | 側弯 | 胸膝位 |
| b | 痔核 | 半坐位 |
| c | 甲状腺腫 | 座位 |
| d | 項部硬直 | 右側臥位 |
| e | 頸静脈怒張 | 腹臥位 |
正答の理由
甲状腺の視診・触診は座位などで行い、頸部の状態や嚥下時の動きを確認します。他の選択肢は診察部位を適切に観察する標準的な体位との対応が異なります。
各選択肢の検討
a.誤り。立位での観察や前屈などで脊柱の変形を評価し、胸膝位との組合せではありません。
b.誤り。側臥位や砕石位など肛門を観察できる体位を用い、半坐位は標準的な対応ではありません。
c.正しい。座位で頸部を観察・触診し、必要に応じ嚥下による移動も評価します。
d.誤り。通常は仰臥位で頸部を受動的に前屈させる際の抵抗などを評価します。
e.誤り。通常は上体を挙上した仰臥位などで観察し、見やすい角度に調整します。腹臥位ではありません。
覚えるポイント
甲状腺は座位、頸静脈は上体挙上、項部硬直は仰臥位を基本に考える。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。