第111回医師国家試験 G37(2017年)
正答:c・e
問題
起始部が頭側―尾側の順に位置している組合せはどれか。2つ選べ。
| 選択肢 | 頭側 | 尾側 |
|---|---|---|
| a | 下腸間膜動脈 | 腎動脈 |
| b | 下腸間膜動脈 | 精巣動脈 |
| c | 下副腎動脈 | 下腸間膜動脈 |
| d | 内腸骨動脈 | 精巣動脈 |
| e | 腹腔動脈 | 上腸間膜動脈 |
正答の理由
標準的な解剖では、腹腔動脈、上腸間膜動脈、腎動脈付近、精巣動脈、下腸間膜動脈、大動脈分岐部の順に尾側へ並びます。下副腎動脈は通常腎動脈から分岐するため、下腸間膜動脈より頭側です。血管には分岐変異があるので、個別の画像では実際の分岐を確認します。
各選択肢の検討
a.誤り。下腸間膜動脈は通常腎動脈より尾側です。
b.誤り。下腸間膜動脈は通常精巣動脈より尾側です。
c.正しい。下副腎動脈は腎動脈から分かれ、通常下腸間膜動脈より頭側です。
d.誤り。内腸骨動脈は総腸骨動脈から分かれ、精巣動脈の起始より通常尾側です。
e.正しい。腹腔動脈は通常上腸間膜動脈より頭側で、両者の順序に合います。
覚えるポイント
腹腔→上腸間膜→腎・下副腎→性腺→下腸間膜→腸骨の位置関係を押さえる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。