第111回医師国家試験 G30(2017年)
正答:e
問題
保険医について正しいのはどれか。
a.医師法に規定されている。
b.すべての医師は登録する義務がある。
c.保険診療に関する費用を任意に設定できる。
d.保険診療として健康診断を行うことができる。
e.保険診療を行うには医療機関も指定を受けていなければならない。
正答の理由
保険診療には、医師個人の保険医登録に加えて、医療機関側の保険医療機関としての指定が必要です。医師免許を取得すると自動的に登録される制度ではなく、健康保険法に基づいて申請します。
各選択肢の検討
a.誤り。保険医制度の根拠は健康保険法です。
b.誤り。すべての医師への一律の登録義務ではなく、保険診療に従事する際に必要です。
c.誤り。診療報酬の定めに従い、費用を自由に決めることはできません。
d.誤り。病気の診療ではない健康診断そのものは、原則として保険診療の対象外です。健診で発見された病気の診療とは分けます。
e.正しい。医師個人の登録と医療機関の指定の双方が必要です。
覚えるポイント
医師は保険医登録、医療機関は保険医療機関指定。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。