第111回医師国家試験 G21(2017年)
正答:b
問題
ツベルクリン反応に関連する免疫細胞はどれか。
a.B細胞
b.T細胞
c.好中球
d.好酸球
e.NK細胞
正答の理由
感作されたT細胞が抗原に反応する遅延型過敏反応〈Ⅳ型〉です。T細胞が放出するサイトカインなどにより細胞が集まり、硬結を生じます。抗体を測定する検査ではありません。
各選択肢の検討
a.誤り。抗体産生に関わりますが、本反応を特徴付ける細胞ではありません。
b.正しい。T細胞を中心とする細胞性免疫反応です。
c.誤り。急性炎症に関わる細胞ですが、遅延型反応の中心として選びません。
d.誤り。寄生虫やアレルギーに関わる細胞で、本反応の中心ではありません。
e.誤り。自然免疫系の細胞傷害に関わり、抗原特異的な遅延型反応を担うT細胞と区別します。
覚えるポイント
ツベルクリン反応はT細胞によるⅣ型アレルギー。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。