第111回医師国家試験 G16(2017年)
正答:b
問題
白内障手術の術前にスペキュラーマイクロスコピーで観察するのはどれか。
a.結膜杯細胞
b.角膜内皮細胞
c.水晶体上皮細胞
d.硝子体細胞
e.網膜色素上皮細胞
正答の理由
角膜内皮細胞の密度や形態を観察する検査です。白内障手術では角膜内皮に負担がかかるため、術前に内皮の状態を評価します。水晶体を手術するからといって、水晶体上皮を調べる検査ではありません。
各選択肢の検討
a.誤り。結膜の粘液分泌に関わる細胞で、観察対象ではありません。
b.正しい。角膜内皮の細胞密度、形や大きさのばらつきなどを評価します。
c.誤り。白内障手術で扱う水晶体と、この検査の観察対象は別です。
d.誤り。硝子体内の細胞を観察する検査ではありません。
e.誤り。眼底側の細胞であり、角膜内皮の検査と区別します。
覚えるポイント
スペキュラーは角膜内皮。白内障手術前の内皮評価に用いる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。