ビタミンC欠乏と出血傾向|第111回医師国家試験G14

第111回医師国家試験 G14(2017年)

正答:c

問題

栄養素とその欠乏によって起こる病態との組合せで正しいのはどれか。

a.マグネシウム ― 味覚障害

b.ビタミンA ― ペラグラ

c.ビタミンC ― 出血傾向

d.カルシウム ― 貧血

e.亜鉛 ― 夜盲

正答の理由

ビタミンCはコラーゲン合成に必要です。欠乏すると結合組織・毛細血管が脆弱になり、壊血病として点状出血、紫斑、歯肉出血などを起こします。凝固因子合成に関わるビタミンKの欠乏とは、出血の機序が異なります。

各選択肢の検討

a.誤り。味覚障害では亜鉛欠乏が代表的です。

b.誤り。ペラグラはナイアシン欠乏で起こります。

c.正しい。コラーゲン合成障害・血管の脆弱化による出血傾向です。

d.誤り。カルシウム不足では骨の健康や低Ca血症が問題となり、貧血の典型的原因ではありません。

e.公式正答には含まれません。夜盲はビタミンA欠乏が代表的です。ただし亜鉛不足でも暗順応障害に関与することがあり、亜鉛欠乏では起こらないと断定はできません。

覚えるポイント

C欠乏は壊血病、A欠乏は夜盲、ナイアシン欠乏はペラグラ、亜鉛欠乏は味覚障害。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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