妊娠初期の頭殿長による週数推定|第111回医師国家試験G4

第111回医師国家試験 G4(2017年)

正答:c

問題

妊娠初期の経腟超音波像(別冊No.1①〜⑤)を別に示す。

分娩予定日を決定するために有用な計測部位はどれか。

a.①

b.②

c.③

d.④

e.⑤

①②は胎囊を含む径、③は胎児の頭頂から殿部への線。
No.1①〜③:妊娠初期の経腟超音波 / 出典:厚生労働省・第111回G別冊(原本の該当ページ)
④は胎児の一端から胎囊側へ、⑤は胎児の厚さ方向への線。
No.1④・⑤:妊娠初期の経腟超音波 / 出典:厚生労働省・第111回G別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

③は胎児の頭頂から殿部までの頭殿長〈CRL〉を測る線です。妊娠初期の週数推定に用い、分娩予定日の決定・修正に役立ちます。胎囊全体の径や胎児の厚さを測る線とは区別します。生殖補助医療では受精・移植日などの既知の日付も用います。

画像の見方

③の両端が胎児の頭頂と殿部に一致する。①〜⑤すべてのラベルと矢印を保持。

各選択肢の検討

a.誤り。胎囊側の縦方向を含む測定で、頭頂から殿部までを示しません。

b.誤り。胎囊全体の横方向の径で、CRLではありません。

c.正しい。胎児の頭頂と殿部を結んでいます。

d.誤り。測定端が胎児の頭頂・殿部に一致しません。

e.誤り。胎児の厚さ方向の測定で、CRLではありません。

覚えるポイント

妊娠初期の予定日推定は、胎囊径より頭殿長に注目する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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