フォレストプロットで示されたメタ分析|第111回医師国家試験F5

第111回医師国家試験 F5(2017年)

正答:e

問題

ある研究結果の表を示す。

この研究方法はどれか。

a.横断研究

b.コホート研究

c.症例対照研究

d.症例集積研究

e.メタ分析〈メタアナリシス〉

4研究のオッズ比と95%信頼区間・研究の重み、Total 0.37[0.18,0.76]を示すフォレストプロット付き表。
研究A〜Dの結果と統合推定値 / 出典:厚生労働省・第111回F問題(原本の該当ページ)

正答の理由

研究A〜Dのオッズ比と95%信頼区間が並び、各研究の重みと、全体を統合したTotalの推定値が示されています。これは複数研究の効果指標を統合するメタ分析のフォレストプロットです。個々の研究のデザインが何であったかまで、この図だけで決めるものではありません。

画像の見方

A〜Dの4研究、重みの合計100%、Totalの統合オッズ比0.37[95%信頼区間0.18〜0.76]とひし形を認めます。

各選択肢の検討

a.誤り。一時点で曝露と結果の分布を調べる研究で、この複数研究の統合図とは異なります。

b.誤り。曝露などで分けた集団を追跡し発症を比較する研究です。

c.誤り。疾患のある群と対照群で過去の曝露などを比較する研究です。

d.誤り。複数症例の特徴を記述する研究で、効果指標の重み付き統合とは異なります。

e.正しい。各研究の推定値を重み付けして統合しています。ひし形は統合推定値とその信頼区間を示します。

覚えるポイント

複数研究の効果指標・信頼区間・重みと統合ひし形はメタ分析のフォレストプロット。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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