リスボン宣言の患者の権利|第111回医師国家試験F3

第111回医師国家試験 F3(2017年)

正答:b

問題

リスボン宣言における患者の権利に含まれないのはどれか。

a.苦痛を緩和される権利

b.予防接種を受ける権利

c.他の医師の意見を求める権利

d.医学研究に参加することを拒絶する権利

e.自分に代わって情報を受ける人を選択する権利

正答の理由

リスボン宣言は、医療における患者の自己決定、情報、尊厳などの権利を示しています。苦痛の緩和、他医師の意見、研究参加の拒否、情報を受ける人の選択はいずれも明記されています。予防接種を受ける権利は、宣言に独立した項目として挙げられていません。

各選択肢の検討

a.含まれます。尊厳に関する項目に苦痛緩和と人道的な終末期ケアが示されています。

b.含まれない項目(正答)。予防・早期発見について健康教育を受ける権利はありますが、予防接種の受療権そのものを列挙したものではありません。予防接種へのアクセスの重要性を否定する意味ではありません。

c.含まれます。医師選択の自由の中で、別の医師の意見を求める権利が示されています。

d.含まれます。自己決定の権利に、研究や医学教育への参加を拒む権利があります。

e.含まれます。情報を受ける権利の中で、本人に代わって誰に情報を伝えるかを選べます。

覚えるポイント

リスボン宣言は患者の権利。自己決定・情報・尊厳と具体的な記載を確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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