第111回医師国家試験 E23(2017年)
正答:a
問題
高齢者総合機能評価〈CGA〉の構成要素とその評価項目との組合せで正しいのはどれか。
a.認知機能 — 復唱
b.運動機能 — 言語流暢性
c.気分・意欲 — 遅延再生
d.基本的日常生活動作〈ADL〉 — 食事の準備
e.手段的日常生活動作〈IADL〉 — 階段の昇降
正答の理由
高齢者総合機能評価では、認知機能、気分・意欲、身体機能、日常生活動作などを分けて評価します。復唱はMMSEなどに含まれる認知機能の評価です。食事を用意する能力はIADL、階段昇降は基本的ADLの尺度で扱います。
各選択肢の検討
a.正しい。復唱は認知機能を調べる課題です。
b.誤り。言語流暢性は認知・言語機能の課題で、運動機能の評価ではありません。
c.誤り。遅延再生は記憶を調べる認知機能の課題です。
d.誤り。食事の準備は炊事という手段的ADLです。食事を自分で摂る動作とは区別します。
e.誤り。階段昇降はBarthel Indexなどの基本的ADLに含まれます。
覚えるポイント
食べる動作はADL、料理を用意する能力はIADL。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。