味覚を伝える顔面神経と舌咽神経|第111回医師国家試験D15

第111回医師国家試験 D15(2017年)

正答:b・c

問題

味覚を支配するのはどれか。2つ選べ。

a.三叉神経

b.顔面神経

c.舌咽神経

d.副神経

e.舌下神経

正答の理由

舌前方3分の2の味覚は主に顔面神経の鼓索神経、後方3分の1は舌咽神経が伝えます。舌の触覚・痛覚などの一般感覚や運動の神経とは区別します。なお、選択肢にはありませんが、喉頭蓋付近の味覚には迷走神経も関与します。

各選択肢の検討

a.誤り。三叉神経の舌神経は舌前方の一般感覚を担います。同行する鼓索神経の味覚線維は顔面神経由来です。

b.正しい。鼓索神経を介して舌前方の味覚を伝えます。

c.正しい。舌後方の味覚を伝えます。

d.誤り。主に胸鎖乳突筋・僧帽筋の運動を支配します。

e.誤り。主に舌筋の運動を支配します。

覚えるポイント

味覚は顔面神経・舌咽神経、喉頭蓋付近は迷走神経。一般感覚・運動と区別。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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