吸気の主働筋である横隔膜|第111回医師国家試験D4

第111回医師国家試験 D4(2017年)

正答:b

問題

吸気に最も関与している筋はどれか。

a.僧帽筋

b.横隔膜

c.内腹斜筋

d.胸鎖乳突筋

e.気道平滑筋

正答の理由

安静時の吸気で最も大きな役割を担うのは横隔膜です。収縮して下降すると胸腔が広がり、肺へ空気が入ります。呼吸困難時には頸部などの補助呼吸筋も働きますが、主働筋とは区別します。

各選択肢の検討

a.誤り。肩甲帯の運動などに働く筋で、通常の吸気の主働筋ではありません。

b.正しい。収縮・下降により胸腔容積を増加させます。

c.誤り。腹圧を高める働きがあり、主に努力呼気を補助します。

d.誤り。胸骨・鎖骨を挙上する補助吸気筋ですが、最も関与する筋ではありません。

e.誤り。気道径を調節する平滑筋で、胸腔を広げる主働筋ではありません。

覚えるポイント

吸気の主働筋は横隔膜。腹筋は努力呼気を補助。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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