手術のインフォームド・コンセントに必要な説明|第111回医師国家試験C18

第111回医師国家試験 C18(2017年)

正答:e

問題

70歳の男性。胃癌の手術について説明し同意を得ることとなった。

適切でないのはどれか。

a.看護師が同席する。

b.イラストを使用する。

c.手術以外の治療法も説明する。

d.予想される術後経過を説明する。

e.軽い合併症を選択して説明する。

正答の理由

手術への同意では、治療の目的・内容、期待される効果、合併症、代替治療などを患者が理解して判断できるよう説明します。軽い合併症だけを選んで説明すると、意思決定に重要な重大リスクが伝わらず、不十分な説明となります。

各選択肢の検討

a.適切です。患者の意向やプライバシーに配慮したうえで、看護師の同席は理解や意思決定の支援に役立ちます。

b.適切です。イラストなどの視覚的資料は、説明の理解を助けます。

c.適切です。医学的に妥当な手術以外の選択肢も含めて説明します。

d.適切です。回復の見通しや術後の生活を理解するために必要です。

e.適切でありません。重大な合併症を除外し、軽いものだけを選んで説明してはいけません。

覚えるポイント

同意を得る説明では、利益だけでなく重大なリスクと代替案も伝える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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