早産児の身体的成熟度|第111回医師国家試験B29

第111回医師国家試験 B29(2017年)

正答:a

問題

正期産児より早産児にみられる所見はどれか。

a.うぶ毛が多い。

b.耳介軟骨が厚い。

c.皮下脂肪が厚い。

d.皮膚角化層が厚い。

e.足底のしわが多い。

正答の理由

早産児では一般にうぶ毛が豊富で、耳介軟骨・皮下脂肪・皮膚の角化の発達が未熟であり、足底のしわも少ない。これらは在胎期間を推定する身体的成熟度の指標である。ただし極端に未熟な時期にはうぶ毛そのものがまだ乏しいため、うぶ毛の量と週数が単純な直線関係というわけではない。

各選択肢の検討

a.正しい。一般的な早産児と正期産児の比較では、早産児の方がうぶ毛が豊富である。

b.早産児の耳介は軟骨が未熟で軟らかく、折り曲げた後の戻りも弱い。

c.早産児では皮下脂肪の蓄積が少なく、厚いとはいえない。

d.皮膚は薄く、角化の発達も未熟である。

e.早産児の足底のしわは少なく、成熟に伴って広がる。

覚えるポイント

早産児は耳・皮膚・足底が未熟。うぶ毛は極早期には少ないという例外も押さえる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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