Turner症候群の成人期合併症|第111回医師国家試験A19

第111回医師国家試験 A19(2017年)

正答:a・b・c

問題

Turner症候群の成人期にきたしやすいのはどれか。3つ選べ。

a.無月経

b.骨粗鬆症

c.耐糖能異常

d.下垂体機能低下症

e.低コレステロール血症

正答の理由

Turner症候群では卵巣形成不全による原発性性腺機能低下から無月経を来し、エストロゲン不足は骨量低下につながります。また、糖代謝異常・糖尿病のリスクも高いため継続的な評価が必要です。症状の程度は核型や卵巣機能などによって異なります。

各選択肢の検討

a.正しい。卵巣形成不全により無月経や早発卵巣不全を来しますが、自然月経がある例もあります。

b.正しい。低エストロゲンなどが骨量低下の要因となります。

c.正しい。耐糖能異常や糖尿病のリスクが高く、定期評価が必要です。

d.誤り。典型は卵巣自体の機能低下で、下垂体機能低下を基本病態としません。

e.誤り。低コレステロール血症が代表的ではなく、むしろ脂質異常や心血管リスクを評価します。

覚えるポイント

Turner症候群では卵巣機能と骨・糖代謝を成人後も継続して評価する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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