成人細菌性髄膜炎の主要起炎菌|第111回医師国家試験A11

第111回医師国家試験 A11(2017年)

正答:b

問題

成人における細菌性髄膜炎の原因菌として最も頻度が高いのはどれか。

a.大腸菌

b.肺炎球菌

c.髄膜炎菌

d.リステリア

e.インフルエンザ菌

正答の理由

本邦の成人市中発症の細菌性髄膜炎では肺炎球菌が主要で、最も頻度の高い起炎菌です。年齢、免疫状態、脳外科手術歴などで菌の分布は変わるため、成人の全状況で同一菌と決め付けるものではありません。

各選択肢の検討

a.新生児、免疫不全、医療関連感染等で考慮しますが、成人市中感染の最多菌ではありません。

b.正しい。本邦成人の主要起炎菌です。

c.地域や流行状況によって重要ですが、本邦成人での最多菌は肺炎球菌です。

d.高齢者や免疫不全で特に考慮しますが、全成人の最多菌ではありません。

e.成人例でも起こりますが、肺炎球菌より頻度が高いとはされません。

覚えるポイント

成人の市中発症髄膜炎は肺炎球菌をまず押さえ、年齢と宿主リスクで補う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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