IgG4関連疾患の年齢・病理・治療|第111回医師国家試験A8

第111回医師国家試験 A8(2017年)

正答:a

問題

IgG4関連疾患について誤っているのはどれか。

a.20歳台に好発する。

b.病変に線維化を認める。

c.自己免疫性膵炎は本疾患に含まれる。

d.病変にIgG4陽性細胞の浸潤を認める。

e.治療は副腎皮質ステロイドが第一選択である。

正答の理由

IgG4関連疾患は中高年に多く、IgG4陽性形質細胞の浸潤と線維化によって臓器の腫大や肥厚を生じます。自己免疫性膵炎のうち1型は本疾患に含まれます。臓器障害など治療が必要な例ではステロイドが基本となりますが、すべての症例を直ちに治療するわけではありません。

各選択肢の検討

a.公式正答です。20歳台ではなく、中高年に多い疾患です。

b.特徴的な病理所見です。

c.1型自己免疫性膵炎が含まれます。2型まで一律にIgG4関連疾患とするものではありません。

d.主にIgG4陽性形質細胞の浸潤を認めます。ただしIgG4陽性細胞があることだけで確定しません。

e.治療を要する例の基本です。難治・再発例や臓器・病勢に応じた追加治療、経過観察例とは区別します。

覚えるポイント

IgG4関連疾患は中高年、形質細胞浸潤と線維化。1型自己免疫性膵炎を含む。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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