第110回I問題16|第110回医師国家試験I16

第110回医師国家試験 I16(2016年)

正答:c

問題

褥瘡の発生に関与しないのはどれか。

a.低栄養

b.関節拘縮

c.知覚過敏

d.皮膚の乾燥

e.全身麻酔下での手術

正答の理由

知覚低下・消失は褥瘡リスクですが、知覚過敏は褥瘡の標準的危険因子として挙げられません。低栄養、関節拘縮、皮膚乾燥、全身麻酔下手術は発生リスクを高め得ます。

各選択肢の検討

a.低栄養は皮膚・軟部組織の耐久性を損ね、褥瘡リスクを高めます。

b.関節拘縮は自力での体位変換を難しくし、同じ部位への圧迫を長引かせます。

c.誤り。問題となる知覚障害は知覚低下・消失であり、知覚過敏は通常その危険因子に含まれません。

d.乾燥した脆弱な皮膚は摩擦・ずれなどの損傷に弱く、皮膚状態の管理が必要です。

e.全身麻酔中は自発的な体位変換や圧迫への反応が失われ、手術時間や体位によって褥瘡リスクが上がります。

覚えるポイント

褥瘡は圧迫の強さと持続時間、組織の耐久性で生じる。低栄養や不動、知覚低下が危険因子となる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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