頭部屈曲の徒手筋力テスト|第110回医師国家試験H9

第110回医師国家試験 H9(2016年)

正答:e

問題

9 徒手筋力テストの図を示す。矢印の方向に頭部を動かしている。

主に働く筋はどれか。

a.三角筋

b.僧帽筋

c.大胸筋

d.肩甲挙筋

e.胸鎖乳突筋

仰臥位で頭部を挙上する徒手筋力テストの線画
問題図 / 出典:厚生労働省・第110回H問題(原本の該当ページ)

正答の理由

仰臥位から頭部を前方へ持ち上げる頸部屈曲では、胸鎖乳突筋などの頸部屈筋群が働く。選択肢の中で主に該当するのは胸鎖乳突筋である。

各選択肢の検討

a.誤り。三角筋は主に肩関節の外転・屈曲・伸展に働く。

b.誤り。僧帽筋は肩甲骨の挙上・内転などに働く。

c.誤り。大胸筋は主に肩関節の内転・内旋に働く。

d.誤り。肩甲挙筋は肩甲骨を挙上し、頸部側屈にも関与する。

e.正しい。胸鎖乳突筋は両側収縮で頸部を屈曲し、頭部を持ち上げる動作に寄与する。

覚えるポイント

仰臥位で頭部を持ち上げる頸部屈曲の主動筋は胸鎖乳突筋である。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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