薬物と副作用の誤った組合せ|第110回医師国家試験H7

第110回医師国家試験 H7(2016年)

正答:b

問題

7 薬物と副作用の組合せで誤っているのはどれか。

a.ジギタリス悪心

b.オピオイド下痢

c.抗ヒスタミン薬眠気

d.副腎皮質ステロイド高血糖

e.ベンゾジアゼピン系抗不安薬ふらつき

正答の理由

オピオイドは消化管運動を抑制し、便秘を起こしやすい。ジギタリスによる悪心、抗ヒスタミン薬による眠気、副腎皮質ステロイドによる高血糖、ベンゾジアゼピン系薬によるふらつきはいずれも代表的な副作用である。

各選択肢の検討

a.正しい組合せ。ジギタリス中毒や治療中の副作用として悪心などの消化器症状が現れる。

b.誤りの組合せ。オピオイドは腸管運動を抑制し便秘を生じるため、下痢との組合せは誤りである。

c.正しい組合せ。中枢移行性のある抗ヒスタミン薬は眠気を起こし得る。

d.正しい組合せ。副腎皮質ステロイドは糖新生などを促進し、高血糖を来し得る。

e.正しい組合せ。ベンゾジアゼピン系薬は鎮静・筋弛緩作用により眠気やふらつきを起こす。

覚えるポイント

オピオイドの代表的な消化器副作用は下痢ではなく便秘である。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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