1か月児健診|第110回医師国家試験G37

第110回医師国家試験 G37(2016年)

正答:c・e

問題

生後1か月の健康診査で経過観察として良いのはどれか。2つ選べ。

a.後弓反張

b.大泉門閉鎖

c.Moro反射陽性

d.股関節開排制限

e.サーモンパッチ

正答の理由

生後1か月ではMoro反射は正常にみられ、眉間や眼瞼のサーモンパッチは多くが自然に退色するため経過観察できる。一方、後弓反張や股関節開排制限は異常所見として評価が必要である。

各選択肢の検討

a.誤り。後弓反張は筋緊張異常や神経学的疾患を疑う所見で、単なる経過観察にはしません。

b.誤り。大泉門は通常この月齢で開存しており、早期閉鎖は頭蓋縫合早期癒合などの評価が必要です。

c.正しい。Moro反射は乳児期にみられる原始反射で、生後1か月では陽性が正常です。

d.誤り。股関節開排制限は発育性股関節形成不全のスクリーニング所見で、精査・紹介を検討します。

e.正しい。サーモンパッチはよくみられる毛細血管奇形で、多くは成長とともに退色するため経過観察できます。

覚えるポイント

1か月健診では原始反射の存在と、病的所見を疑う筋緊張・股関節所見を区別する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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