第3次産業の推移と関連する疾病|第110回医師国家試験G8

第110回医師国家試験 G8(2016年)

正答:b

問題

8 第1次産業、第2次産業および第3次産業の就業者数の推移を示す。

a.じん肺

b.適応障害

c.農薬中毒

d.胸膜中皮腫

e.レプトスピラ症

第1次産業、第2次産業、第3次産業の就業者数の推移を示す積み上げ棒グラフ。A、B、Cの系列と年次・人数目盛を含む。
就業者数の推移 / 出典:厚生労働省・第110回G問題(原本の該当ページ)

正答の理由

図ではAは就業者数が増加した第3次産業です。サービス業など対人業務や職場環境の変化に関連して増加が問題となる精神障害のうち、適応障害が選択肢にあります。

各選択肢の検討

a.じん肺は粉じんばく露による職業性肺疾患で、主に鉱業・建設業等に関係します。

b.適応障害は職場の心理社会的ストレスと関連し、第3次産業従事者の増加に伴う問題として該当します。正答です。

c.農薬中毒は農業従事者などの農薬ばく露に関する疾患で、第3次産業に特異的ではありません。

d.胸膜中皮腫は石綿ばく露と関連し、産業別就業者数Aの増加から説明される疾病ではありません。

e.レプトスピラ症は感染症で、汚染水・動物尿などへのばく露と関連し、第3次産業の増加に結び付く疾病ではありません。

覚えるポイント

就業者数のグラフでは産業分類と、その仕事に伴う曝露・疾病を対応させる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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