第110回医師国家試験 C11(2016年)
正答:d
問題
院内感染対策チーム(ICT)で正しいのはどれか。
a.薬剤師はチームに入らない。
b.専従医師の配置が必須である。
c.感染患者の治療に強制介入する。
d.院内の感染症サーベイランスを行う。
e.感染症アウトブレイクに際して結成される。
正答の理由
ICTは医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師などが連携して院内感染対策を進めます。感染状況の把握やサーベイランス、現場への助言・教育を平時から行い、アウトブレイク時だけに結成するものではありません。
各選択肢の検討
a.誤り。薬剤師はICTを構成する職種の一つです。
b.誤り。医師の専従配置が一律に必須というわけではありません。
c.誤り。ICTは現場と連携して感染対策を支援します。個々の治療へ強制介入する組織ではありません。
d.正しい。院内感染の状況を把握するサーベイランスはICTの役割です。
e.誤り。アウトブレイク発生時に限らず、平時から継続して活動します。
覚えるポイント
ICTは多職種で平時から感染状況を把握し、サーベイランスと感染予防を行う。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題 C(問題冊子 p.1–5)
- 厚生労働省:第110回医師国家試験正答値表
- 厚生労働省:医療機関における院内感染対策について
- 厚生労働省:院内感染対策のための体制確保(ICT業務)
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。