SPIKESにおける患者の病気の認識の確認|第110回医師国家試験C5

第110回医師国家試験 C5(2016年)

正答:c

問題

SPIKES モデルに基づく悪い知らせの伝え方について正しいのはどれか。

a.疾患によって説明内容は一律である。

b.説明は面談用の個室で行わなければならない。

c.患者自身の病気に対する認識を聞くことが前提である。

d.患者に話す内容について予め家族の許可を得てから行う。

e.患者自身の考えを聞く前に十分に疾患の情報を伝えなければならない。

正答の理由

SPIKESのPはPerceptionで、疾患や病状を患者がどのように理解しているかを尋ねる段階です。患者が知っていることや予想していることを先に聞けば、理解度に合わせて情報を伝え、誤解を補正できます。

各選択肢の検討

a.誤り。患者の理解や希望に応じて伝える情報を調整します。

b.誤り。プライバシーに配慮した場が望ましいものの、面談用個室の使用が必須とは限りません。

c.正しい。P(Perception)では、患者自身の病気に対する認識を確認します。

d.誤り。家族の許可を先に得ることが一律の前提ではありません。誰にどこまで話すかは患者の希望を尊重します。

e.誤り。病状を伝える前に、まず患者が何を知り、どう理解しているかを尋ねます。

覚えるポイント

悪い知らせを伝える前に「患者がどう理解しているか」を尋ねるのがSPIKESのP。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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