第110回医師国家試験 B39(2016年)
正答:b・d・e
問題
McBurney交叉切開で虫垂切除術を行う際に切開する筋はどれか。3つ選べ。
a.錐体筋
b.腹横筋
c.腹直筋
d.外腹斜筋
e.内腹斜筋
正答の理由
McBurney交叉切開では皮膚切開後、外腹斜筋腱膜を線維方向に開き、内腹斜筋と腹横筋を線維方向に鈍的に分ける。腹直筋・錐体筋は切開しない。
各選択肢の検討
a.誤り。錐体筋は下腹部正中の腹直筋鞘内にあり、右下腹部のMcBurney切開では通らない。
b.正しい。腹横筋は切開経路に含まれ、筋線維方向に分けて腹膜へ到達する。
c.誤り。腹直筋は正中寄りにあり、McBurney切開の経路には含まれない。
d.正しい。外腹斜筋の腱膜を線維方向に開く。
e.正しい。内腹斜筋を筋線維方向に分けて進む。
覚えるポイント
交叉切開では腹壁筋を線維方向に分け、筋線維を温存する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- NCBI Bookshelf: Appendectomy
- NCBI Bookshelf:Appendectomy(本文)
- 厚生労働省:第110回医師国家試験B問題
- 厚生労働省:第110回医師国家試験正答値表
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。