正常な胎児付属物|第110回医師国家試験B37

第110回医師国家試験 B37(2016年)

正答:a・e

問題

正常な胎児付属物について正しいのはどれか。2つ選べ。

a.羊水は淡黄色透明である。

b.臍帯内の静脈は2本である。

c.妊娠末期の胎盤重量は約200 gである。

d.分娩時臍帯動脈血pHは7.00未満である。

e.卵膜の3層構造で最も内側の層は羊膜である。

正答の理由

正常羊水は淡黄色透明で、卵膜は羊膜・絨毛膜・脱落膜からなり、最内層は羊膜である。臍帯の静脈は1本、胎盤重量は約500 gで、出生時の臍帯動脈血pHが7.00未満は正常ではない。

各選択肢の検討

a.正しい。正常羊水は透明で、淡黄色を呈することがある。

b.誤り。正常臍帯は2本の動脈と1本の静脈を含む。

c.誤り。妊娠末期の胎盤は通常約500 gで、200 gでは小さすぎる。

d.誤り。正常な臍帯動脈血pHは約7.2台で、7.00未満は高度の酸血症を示す。

e.正しい。卵膜の最内層は胎児と羊水に接する羊膜である。

覚えるポイント

臍帯は通常、静脈1本・動脈2本。羊膜は卵膜の最内側をなす。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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